ワーグナーのニーベルングの指環13枚セットをもらった

今日初めて、芸術について語る会というのに参加した。

友達の友達と初めて会った。

その方は美術商をされている方で、アトリエにはさまざまな本と絵が飾られていた。面白い空間だった。

そこで本当に心から芸術について語り合った。

美術商のその方は、人の話を聞くことのできるイケおじで、めちゃくちゃハンサムだけれど気取っていない素敵な方だった。音楽にも詳しく、たくさんのCDを持っていらっしゃって、オペラアリアやドビュッシーの水の戯れなどのピアノ曲を聴いた。

そこで、プレゼントされたのが、未開封のリヒャルトワーグナーのニーベルングの指環全曲入りCDをいただいた。

実に、13枚組だ。すごいものだ。
しかも、一枚のCDにつき2時間ほどある。
一日音楽をかけっぱなしでも、全部は聞けない分量になっている。
そして、ワーグナーの音楽には余白がなく、緻密な音で空間がみっちり満たされるような世界だ。

初めましての人にあげるには、かなり、ヘビーなプレゼントだ。

面食らった。

ワーグナーはお尻の痛くなる音楽ということで私の中では位置づけされている。
つまり、上演時間が長く、休憩を挟んでもかなりの時間座っていなければいけないため、お尻または腰が痛くなるのだ。お尻の痛くなる音楽ということに痔などの個人的で特別な理由はない。

私には、ワーグナーの良さが分からないと思っているけれど、いつかわかる時が来るかもしれない。

そういえば、私の知り合いがワーグナー離婚したと聞いた。

夫は夜な夜なワーグナーばかり聴いていたため、奥さんが愛想を尽かしてしまい離婚に至ったのだと。

ワーグナーには、人の生活を脅かすほどの魅力があるのだ。

いつになるかわからないが、いつか聴いてみようと思う。

下層音楽家非同盟 いずみ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA